「Janitschar」。
四高で使われていた掛図に出てくる言葉です。出版元はドイツ、ということで、手持ちの、一番古い(それでも昭和60年発行)独和辞書を引いてみました。
「ヤニチャール キリスト教徒の捕虜やその子孫によって構成された、旧トルコのサルタン親衛隊」
と、そこにはありました。
で、さらに詳しい背景を探るべく、図書館でトルコ史関係の書籍を漁っていたのですが、ない!
どの本をみても、「ヤニチャール」という言葉が出ていない! 事典にもない! どうして!?
首をかしげながら、最も初心者向けと思われる本の索引を最初から読み直して……
気づきました。
「イェニチェリ」。
どうやら、本来はそう発音するようで、各種の本はそちらに即して書いてあったんですね……。
とほほ。小一時間、書架の間をさまよい歩いてしまいました。。。
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